2012年3月22日木曜日

神道と日本人 魂とこころの源を探して



日本人の行動は何からきているのかが、よくわからないので気になって手にとった一冊。
著者が神社関係者から聴き取りをし、文献を探ったノンフィクション作品。


日本人の考え方や行動が神道が基になっていることに気づかされました。


私は精神保健や心理学をやっているので、精神科でもある賀陽宮司の「ヒア・アンド・ナウにしろ、間主観的アプローチにしろ、神道を知っていた昔の日本人にとっては、日常生活では当たり前に意識してきたことであって、さらにはそれを自ら体験していたということです」。という下りを見て、鬱など精神疾患が増えているのは、日本人自身が日本人とは何者かわからなくなっているが原因となっているのではないかと感じました。

私が病んだのも、自分根は何なのかがわからないために病んだと思っています。


この神道と日本人を読んで、日本人とは何者なのかを更に知りたくなりました。
神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くするを読んだときも思ったのですが、結局のところ古事記と日本書紀に行き着くようです。

現代口語訳から入ってみようと思います。

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