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2012年9月26日水曜日

誰も教えてくれない病人の生き方




産経新聞に紹介されていたので買ってみました。
病人になってしまったものの五里霧中な生き方をしているので勉強になりました。

著者は身体の難病を複数抱えていて、闘病生活で悟ったことを書いています。
身体症状によって得た教訓ですが、教訓自体は精神疾患にもあてはまると感じました。


読んでいて共感したところは、
 自分だけが損をして取り残されていくような気持ち
 俺だけ違う世界にいっちまったんだ


参考になったのは
 頑張らないことを頑張る

はっとさせられたのは
 試練をいくら越えても、その先にかつての自分はいない


読んでいて確かにそう思っている。そうだよなぁと思うことが多々ありました。

読んでいて一番心に響いたのは
 病気になる前、あなたにはどれだけの価値があったのでしょう?


自分がやっていたのはクレジットや銀行のシステム開発で、 作れば業務が効率化して銀行やカードが会社に利益は出るが、効率化した分その仕事をしていた人の仕事が無くなりリストラされる。
それは幸せなことなのだろうか?と考えたことがあります。


価値があったのか?あったかもしれないが胸を張ってあったと私は言えない。
それを考えると、病気になり生き方が変わってしまったことは実は良い事なのかもしれない。

そう考えさせられた一冊。


2012年9月15日土曜日

ワークシフト

シャープやNECが傾いて、大企業にいても安泰ではない世の中。どのように生きていったらいいのかと思い手に取った一冊。





2025年の働き方はこうなるのではないか?というのが何点か挙げられています。

インターネットの普及とグローバル化の影響で、世界中の人が自分の国だけではなく国境をまたいで働いたり交流するようになる。しかし環境問題の影響で、家で働く人や近距離で働く人が増えるのではないか。その影響で働き方が変わり人間関係や家族関係が変わると本書では述べられている。


 時間に追われ続ける未来
 孤独にさいなまれる未来
 反映から閉め出される未来

国境をまたいで働き、仕事のパートナーは外国なので24時間休む暇がない。
仕事ばかりでスキルアップする暇がない。家に閉じこもりきりになる。先進国に住んでいても能力がないと仕事が無いので生活が苦しくなる。
などなど。

そのようにならないために、著者は三つの働きかのシフトを提案している。
 ゼネラリストからスペシャリストへ
 孤独な競争から協力して起こすイノベーションへ
 大量消費から情熱を傾けられる経験へ

働くことを今までのレールに乗って何も考えるのではなく、主体的に考える必要性を説いている。



今後の働くと言うことがこんなにも大変なのかとクラクラする。
しかし、仕事が海外へ流出して職にありつけなくなっている現在を考えると、2025年にはこうなっているのだろうと思う。

どのように生きるかを考えさせられる一冊。



主体的に考えるためにこの本も読んだ方が良いかも


グローバルで働くのはムリ。どうにか日本で働く方法は無いものかを探る一冊




いや、ほんと大変な世の中。
レールから脱線した身としては皆さんこちらにいらっしゃいですが。


2012年6月6日水曜日

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!





海外旅行のちきりんさんの楽しみ方が書かれている。


本書を読んで、歴史や芸術、空気、雰囲気、その国の人の価値観や経済の楽しみ方をわかりました。
今まで香港と台湾しか行ったことがなかったので、あんまり日本と変わらないなぁと思ってましたが、そういう見方をすれば全然違った面白さを感じられると思いました。


発展途上国や新興国、他の先進国を旅行するときはこのような見方をしてみようと思います、

2012年5月18日金曜日

セルフ・エスティームの心理学 自己価値の探求



尊敬する教授に「あなたは自己効力感がないから読みなさい」と言われて渡された本


 セルフ・エスティームとは、人が持っている自尊心、自己需要などを含め、自分自身についての感じ方をさしている。自己概念と結びついている自己の価値と能力の感覚(感情)である。

 自分なりの基準を基にした時のほうが青年期では自己批判傾向が強くない。

 自尊感情は
  1.素朴な自己愛
  2.自他比較による虚栄心
  3.時系列内比較による自負心
 の3つの側面がある。

 自尊感情の高い人は、肯定的フィードバックが与えられると、その次元での自己評価を高め、低い人はフィードバックが与えられると自己評価を低める。

 自己効用的同期が働けば能力の高い人を好み、自己防衛的機能が働けば能力の低い人を好む。

 人は、自己の肯定的な行動や結果を能力や努力という自分自身の内的要因に帰属させ、他方、自己の否定的な行動や結果を課題の困難度や運という外的要因に帰属させる。
 内的要因に帰属させることは自尊感情を高め、好ましい自己イメージや信用を得る。
 外的要因に帰属させることは自己防衛的帰属であり、その責任を回避することで自尊感情を維持する。

 他人の反応を知り、自分も正しい反応をしているということを知ることが個人の自尊感情を高めてくれる。

 人は明確な自己概念をもっていなければ、十分に自己開示を行うことはできない。

 岩井寛によれば対人恐怖症患者は「人に対して恐怖をもつ」というより、「自分の状態に対して不安をもち、それが人にどう映るかを恐れる」。

 自己概念・自尊感情は、
  1.同一視に基づく取り入れ
  2.役割遂行やさまざまな経験による気づき
  3.他者からの評価・承認による気づき
 の主に3つの要因から構成される。

 経験を肯定的に解釈。内的要因に帰属させる。自分自身を肯定的に受容。現実のあり方を認め、受け入れ、信頼する。可能性について期待をもつ

 自尊感情を高める4つ
  1.基本的自己受容
    自分自身を本質的に受容することへの信頼感
  2.条件的自己受容
    外的基準や期待に即応する受容
  3.自己評価
    仲間と比較して自分がどの程度の能力であるかの推測
  4.現実と理想の一致
     現実自己と理想自己の差異の程度



統計などで示されているのでやや難しく感じるが、セルフ・エスティーム(自尊心)というものを構成しているものがわかった。わかったところでどうやって自分の自尊心を上げるかという問題はありますが、おいおい考えつつ行動してみます。

2012年4月15日日曜日

井戸からでたカエル



北海道旭川市で自律神経専門外来をやっている菊地さんの著書。

うつを寛解ではなく完治させる医療を行っている方で、前から気になっていたので買ってみました。


自分を持つこと
自分が変われば他人も変わる
自信がない=自身がない
他者と自分は異なる存在だということをしっかり認識すること
~しなければならあにではなく、~したい ~してもいい


自分で気づくことが重要だと言うことを再認識しました。
私がうつの薬を辞めることができたのも、産業カウンセラー養成講座の演習でカウンセリングしたりカウンセリングされたりして自分自身のことをよくよく考えたからだと思います。そういう自分の経験からみても著者の言っていることは確かにそうだと感じました。


私はまだ自分のことしか考えることができていませんが、本書に書かれている「依存しないない程度」をめざしてみようと思いました。




2012年3月27日火曜日

ミラクルガール



秋田市出身の大塚弓子さんの著書。

17歳でがんになり再発を繰り返しつつも、紆余曲折を経ながら鍼灸マッサージ師となりリンパ浮腫セラピストと活躍する方。

個人的にはかなり響きました。

・親に頼っても、友人に頼っても、結局、一人で壁を乗り越えるしかないのは、わかってる。もう、何度も、何度も、一人で乗り越えるしかない夜を越えてきたよね。この夜も、乗り越えよう。

・何もできない自分が、苦しくて、悔しくて、もどかしくて、腹立たしくて、情けなくて、ただ涙が出てくるばかりです。

・何で、あの時、私だけでもいいから、ちゃんと話を聞かなかった?同じ患者として、患者をだますなんて、しちゃいけないことだった。

・自分が病気になったことで、誰かが次に同じ病気になった時には、その人に何らかのアドバイスをすることができると思うんだ。だから、病気になったことは、すべては無駄じゃないと思うよ。

・後悔するなら、やって後悔!言って後悔。


治療を受けるとしても調べて、聞いて、自分で納得して手術を受ける姿勢。
その通りだと納得しました。
私の場合は精神疾患ですが、医者に言われるがまま薬を飲んだ結果、救急に担ぎ込まれ頭がやられて記憶力や計算力がやられました。だいぶ戻ってきましたが今でも腹立たしいです。

私も紆余曲折な人生ですが、大塚さんみたいに自分の経験を活かしたPSWやカウンセラーとして活躍しようと思います。

2012年3月25日日曜日

二十歳の原点



20歳で自殺した高野悦子さんという方の日記をその後悦子さんの父がまとめた本。


文章は美しく読むのに引き込まれた。
全共闘時代のバックグラウンドは私にはないせいか、信条に共感できるかといったらできない。
しかし心情は考えさせられた。


本文を読んでいるときや最後の父三郎さんの後書きを読んだときに思ったことは、この人は愛されているという実感がなかったのではないか?ということだった。

長女と長男の間に挟まれ回りからの期待がなかったこと、心臓弁膜症によりスポーツを辞めされられたりするうちに、自分の感情は報われないという思いが募ったのではないか。

回りから自分に対する期待があったり、自分のやってみたいことができたとしたら、愛されているという実感があったとしたら自殺という道は無かったと思う。


自分を受け入れられないと生きるのは苦しい。
そう言っているように私はとらえる。

2012年3月22日木曜日

神道と日本人 魂とこころの源を探して



日本人の行動は何からきているのかが、よくわからないので気になって手にとった一冊。
著者が神社関係者から聴き取りをし、文献を探ったノンフィクション作品。


日本人の考え方や行動が神道が基になっていることに気づかされました。


私は精神保健や心理学をやっているので、精神科でもある賀陽宮司の「ヒア・アンド・ナウにしろ、間主観的アプローチにしろ、神道を知っていた昔の日本人にとっては、日常生活では当たり前に意識してきたことであって、さらにはそれを自ら体験していたということです」。という下りを見て、鬱など精神疾患が増えているのは、日本人自身が日本人とは何者かわからなくなっているが原因となっているのではないかと感じました。

私が病んだのも、自分根は何なのかがわからないために病んだと思っています。


この神道と日本人を読んで、日本人とは何者なのかを更に知りたくなりました。
神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くするを読んだときも思ったのですが、結局のところ古事記と日本書紀に行き着くようです。

現代口語訳から入ってみようと思います。

2012年3月19日月曜日

日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい



レオス・キャピタルワークスでひふみ投信を運用している方の著書。
最近流行りのインデックス投資ではなく、アクティブ投資を勧めている。


インデックス投資は、時価総額が大きい大企業の株価に引きづられてしまう。
大企業の中に腐敗したり劣化が進む企業が多く残っているので、インデックスの指数でそれらの企業が足を引っ張る。そのため日本株のインデックス投資では利益はでないと説く。


アクティブ投資の問題点も挙げており、
・そこらの投信はアクティブ投信といっておきながら、インデックス投信とほとんど違いのない構成になっている。
・販売会社が手数料を稼げるような仕組みになっていて、投資家のためになっていない

など。


成長株の選び方は当たり前のことを書いているのだが、それを実践している人が少ないため利益がでていなんだなと納得するものだった。私も対して利益をだしてないので基本的なことが抜けているということを再認識した。

・PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率) を単年だけみて割安と判断するのではなく、どのように推移してきているのかで判断する
 ・応援したい会社
・社会に必要な会社
など


儲けるためだけの本ではなく、株式とは何なのかを改めて知るのに良い本だと思った。
また、この本に書いてある視点で会社を見ることできれば、就職活動する際に大変役に立つと思った。大企業に就職しても腐敗や劣化した会社だったとしたら目も当てられない。そのような会社を回避するとともに、社会の役に立つ勢いのある会社に就職するために参考となる一冊。



2012年3月14日水曜日

1日10分で出来る! 実践自律訓練法




病気をしてから自律神経がみだれ、多汗症になったのでどうしたものかと悩んでいます。

前に自律訓練法の話を聞き、これを身につけたら多汗症を制御できるのではないか?と思っていたので、このたび買ってみました。

書いてある内容で、2週間ばかり自律訓練法をやっていますが、やった直後は体が弛緩するせいか汗が止まる感じがします。

が直ぐに活動すると体が興奮するせいか、また汗が出ます。
しかし、自律訓練法をやってしばらく活動しないでいた場合は汗が止まります。

今のところ私の場合なので万人に聞くとは思いませんが、自律訓練法を正しく身につけられたなら多汗症も制御できるのではないかと思いました。


自律訓練法を教えてくれるところでしっかりと学びたいと思いました。


2012年2月26日日曜日

神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くする




我が国の神話の重要性を説く一冊。

筆者は我が国の古事記がキリスト教やイスラム教、ユダヤ教の聖書に当たるという。

日本は一国で一つの文明を形成しているため、古事記を学ぶことで国のでき方がわかり、国家感が形成され、芯のしっかりした日本人となることができる。
外国からの膨大な情報にも流されなりどっしりと構えることで、世界はやがてそれを認めて尊重するようになってくる。そのため古事記を学ぶことは、現代日本人にとって避けて通れない営みの一つと筆者は言う。

米国が敗戦後の日本の教育から神話を排除したのは、「日本の精神的な背骨」が神話にあると見抜き、それを排除することで日本が弱体化し、長期に押さえ込むことができという結論がでたからだという。イギリスや中国共産党も神話に基づく皇室と神社を日本人から隔離すれば弱体化するとみている。

このようにみると政教分離が何故行われたのか、共産党系の市民といわれる人が古くからある神社が市町村の土地にあることを何故訴えるのかがわかった。


また、インドネシアのジャワ島の人の話がおもしろく、嵐が来る前兆で水平線の向こうに黒雲が現れたときにはコーランのお祈りをし、あたりが黒雲に覆われ船が揺れ始めると、ヒンズーの呪文、大きな白波が立って船内に水が入り、もっと危なくなると仏教のお経に頼る、というように順に昔信じた宗教に遡り、生きるか死ぬかの状況になると、起源も定かでない土着の神の呪文を唱えるという。その呪文の祈りのような言葉を聞くと、一瞬にして気力充実して顔つきが変わるという。

この話を読むと、人の奥底には根本的なのがありそれが刺激されると力が出るということになる。日本人の根本的なものの神話を学ぶことで、普段から力を出すことができるようになると感じた。


私も古事記を読んでみようと感じた一冊でした。

2012年2月23日木曜日

10年後に食える仕事食えない仕事




グローバル化のスピードが加速していくなかで、今後どの分野の仕事が食いっぱぐれないかが考察されています。


Chikirinの日記で世間を煽っているちきりんさんが書いた「自分のアタマで考えよう」の5章判断基準はシンプルが一番のように、四つのボックスに分けて食っていける領域と食っていけない領域に分けて説明している。(視覚化するというこは分析する上で重要ですね。)

内容は
縦軸:スキルタイプ
横軸:日本人メリット
にして分けています。


私がやっていたプログラマーは、見事にスキルが技能集約タイプで日本人メリットも少ないになっています。
実際、私が前にいた会社はベトナムに会社を作って開発はベトナム人にやってもらい、日本人は日本の顧客とベトナム人の開発者をつなぐ役割を期待されています。

プログラム言語は世界共通なので日本人である必要がなく、プログラムは電子データでやりとり可能のなので日本である必要がないので、国境を越えて賃金の安いところに行くのは必然です(本の中には日本人プログラマが日本で食っていけるであろう領域についても書かれいます)。


足を洗って、別の仕事をするための準備をしていますが、今度やる仕事はこの本では日本人メリットに食い込んでいました。

なんとかここでしっかりと仕事をものにしなければ、せっかくデスマーチから脱出できたのに、低賃金のブラックホールに飲み込まれることになりそうです。


知識集約的で世界中を相手にする仕事は向いていないので、日本人メリットをどんどん身につけていかなければ食いっぱぐれて路頭に迷うことになりそうです。



2011年11月20日日曜日

自分のアタマで考えよう



Chikirinの日記のちきりんさんの第2弾の本。

第一弾のゆるく考えようは読んでこんな生き方でもいいんだ!!っと衝撃を受けたけど、今度はタイトル通り考え方について。


・「考える」とはなにかを「決める」こと。

・「作業」は「思考」ではない。

・「なぜ」こうなったか。

・「だから」どうするか。

・2×2マトリックス、判断基準を絞る。

などなど考えることについて考えさせられるという本。
今までの自分の仕事の仕方は、作業だったなと思い知らされた一冊。

「作業」ではなく「思考」することを意識して行動してみます。