体調を崩したせいで仕事はぐちゃぐちゃだったけどなんとかやった。
大学も卒業した。
会社の人のサポートもあってだんだん仕事をこなせるようになった。
相変わらず薬は飲んでいた。
なんか良い方法が無いものか調べていたら、産業カウンセラー養成講座が目にとまったから申し込んだ。
初めは軽い感じだった。
でも、自分のことを書く課題があって自分が死にたがっていたことを書いた。
それを発表した。
軽い感じだった養成講座がその日から凄く締まったものになった。
カウンセラーとなって話を聞いたりクライエントとなって話した。
本気でやった。自分の思考を明確にしていった。
養成講座のみんなも最高だった。
講座が終わってから毎回飲みに行った。楽しくてしょうがなかった。
なんか気づいたら生きるのが楽しくなってきていた。
養成講座が終わった。
薬も朝晩しか飲まなくなっていた。睡眠薬は飲まなくても良くなっていた。
ちょうどその頃、職場の仕事がきれた。
リーマンショックで仕事がなくなって会社が契約を取れなくなっていた。
仕事を辞めた。
薬も飲まなくて平気になった。病院に通わなくても良くなった。
養成講座でクライエント役の時に話しをしてまとまった考えを実践に移すことにした。
秋田に帰って精神保健福祉士の資格を取ることにした。
鬱で社会からボコボコにされた恨みを晴らそうと思った。
人の為になんか働かない。
対人援助職というけどそんなの関係ない。
自分のために働く。
精神疾患の人が社会復帰することが私の社会に対する復讐。
精神疾患の人を排除するという社会をぶっ壊すことが復讐。
絶対にこの復讐は果たす。
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