2012年3月19日月曜日
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい
レオス・キャピタルワークスでひふみ投信を運用している方の著書。
最近流行りのインデックス投資ではなく、アクティブ投資を勧めている。
インデックス投資は、時価総額が大きい大企業の株価に引きづられてしまう。
大企業の中に腐敗したり劣化が進む企業が多く残っているので、インデックスの指数でそれらの企業が足を引っ張る。そのため日本株のインデックス投資では利益はでないと説く。
アクティブ投資の問題点も挙げており、
・そこらの投信はアクティブ投信といっておきながら、インデックス投信とほとんど違いのない構成になっている。
・販売会社が手数料を稼げるような仕組みになっていて、投資家のためになっていない
など。
成長株の選び方は当たり前のことを書いているのだが、それを実践している人が少ないため利益がでていなんだなと納得するものだった。私も対して利益をだしてないので基本的なことが抜けているということを再認識した。
・PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率) を単年だけみて割安と判断するのではなく、どのように推移してきているのかで判断する
・応援したい会社
・社会に必要な会社
など
儲けるためだけの本ではなく、株式とは何なのかを改めて知るのに良い本だと思った。
また、この本に書いてある視点で会社を見ることできれば、就職活動する際に大変役に立つと思った。大企業に就職しても腐敗や劣化した会社だったとしたら目も当てられない。そのような会社を回避するとともに、社会の役に立つ勢いのある会社に就職するために参考となる一冊。
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